なぜ転勤
キンモクセイのいい香りがする時期です。
先日、突然、聞きなれたバイクの音がして、『ピンポーン』とインターホンが鳴った。
某銀行の若手営業マンがこの度、転勤になるとの挨拶に来られました。
今年の6月頃に、住宅ローンの借り換えの話を持ってこられて、最初はお断りしていましたが、かなり熱意のある方で、メリットがあるのなら考えます。ということで、見積書を持ってこられてお話を聞き、メリットがあるとわかり、手続きに踏み切りました。（この住宅ローンの借り換えについて、後日、記事として残しておきたいと思いますが、いつになるか未定）
この手続きの必要書類、費用、時間は想像以上に大変で、最初から手続きの内容を説明されていたら、心が傾かなかったことでしょう。そこは営業マンは心得ておられました。踏み出した後に途中で断念する訳には行かず、なんとか無事終えることができました。
この暑い夏の時期に、営業マンの方がバイクに乗って、毎日のように我が家へ通われて、一日に2回来られることもありました。
リッキーとお昼ねをしている時も、フットワーク軽くあのバイクの音が…。
夏の暑い日に汗だくで来られた日に、玄関先で麦茶を一杯出すと、『生き返ります〜ありがとうございます』台風の風の強い日に来られた時は、『こんな天候の悪い日に大変ですね。雨の日もバイクですか？』と言うと、天候は関係なくバイクで、『そんな日でも早く来いというお客さんもいます。それが仕事なので…』と自分の運命を受け入れているかのようです。
見積もりから手続きが終わるまで約1カ月。手続きが終わると、もうお会いすることはありませんが、転勤の挨拶に来られて、いつもの調子ではないと不思議なことに一抹の寂しさがこみ上げてくるのは何故でしょうか？
転勤の理由の一つとしては同じ地域で取引をしていると人間同士が親しくなり裏で悪い取引が行われる可能性がある為、人の癒着をなくして不正な事が行われないようにする為らしいです。転勤族の家族の方は【秘密のケンミンショー】の京一郎さんのように大変だと思います。色々な土地に住めるという利点もありますが。
私が今の会社に入社して一年ですが、担当のマネージャーさん（去年入社）が、8月に転勤になり、一抹の寂しさを感じると共に、若いから色々勉強して大きくなってね!と思いました。また、9月には仕事関係の方で直接の上司ではありませんが、自分が入社して、まだ仕事に慣れていない頃から居られた方で、あまりお話はできませんでしたが、転勤されるということで内心ショックでした。この人が職場にいるから、いい意味で緊張して頑張れるという存在の方でした。だけど、前向きに頑張るしかないので、その方がおられなくても、いつまでも頑張っている存在でありたいと思うのです。人との出会いと別れがあるのは世の常だけど、心に沁みる今日この頃です。
これから寒い時期になりますね。おすすめアイテム☆
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