息子が細菌感染症

今週の火曜日から息子が学校を休んでいます。
ゴールデンウィークあたりから左足に虫さされのような赤い腫れものができていました。
なんだろうと思いつつも様子を見よういうことでした。
月曜日の夜、お風呂でその個所を引っ掻いたため出血し、バンドエイドを貼っていました。
その夜から熱が38度を超えて、翌日も熱が下がらなかったため、学校を休むことなりました。
これは、ただの虫刺されとは違うぞ!
もしや、マダニに刺されたら大変だとパソコンを開き、ネットで検索。
頭の中は、もはやマダニの恐怖で一杯に…。
広島県でもマダニ感染で死者が出ているからです。
前日、息子が塾から自転車で帰るのに、迎えに来て欲しいと電話があったのに、私は自分で帰るように言ったことを
後悔していました。とても辛かったようで休憩しながら2時間かけて家に帰って来た。
その時は、すでに身体の異変があったのだろうと思う。
可哀想に、ごめんねと心の中で謝っていた。
ネット検索してマダニ感染の写真などを見ると、赤く腫れた箇所が何故だか似て見えてしまう。
何科へ受診すればいいのか?皮膚科?
もしもマダニだったら、小さな病院では、転院も考えられるので時間がかかるのでは?
まずは、皮膚科へ電話相談してみようと、近くの皮膚科へ電話してみた。
赤く腫れて高熱と腹痛、下痢の症状を伝え、念のためマダニではないかを見て貰いたいと伝えると大きい病院へ行くように言われました。
別の皮膚科と内科、外科、胃腸科も兼ねた病院へ電話してみると同じ返答でした。
広島総合病院へ電話を入れて、話をするとまず、皮膚科へ来るよう言われました。
連休明けの病院は特に待ち時間が長いことを言われましたが、待つしかありません。
ダニが媒介するウイルスによる新しい感染症・SFTSというものが西日本でも死者が4人出ていて、
それに対するワクチンや薬も現在は開発されていないそうです。
私の早とちりというか、いや、もし、そうだったらイケないので調べて貰いたい、とにかく、不安をぬぐい去りたい一心でした。
マダニ感染ということに医療機関は敏感になっているのだと思います。
通常なら、予約していても2時間待ちは普通ですが、1時間位で名前を呼ばれました。
診察室へ入ると、先生が「山へ行かれたり、草むらに入ったりしましたか?」
「いいえ、行っていません。マリーナホップに行った位です。」
マリーナホップには、マダニの可能性はなさそうですね。」
そして、血液検査をしてから患部の手当てをすることになりました。
その間も熱はあるので、辛そうな息子を見ては、飲み物を買いに行ったり様子を伺ったり気が気ではありません。
やっと血液検査の結果が出てからの診察です。
白血球が異常に増えているということで、数値を見ると通常値よりも、異常に増えているのがわかります。
身体に細菌が侵入してくると血液の白血球が増えて戦うらしいのです。
SFTSというものに感染すると白血球が減少するとあったので、私も素人なりに、マダニとは違うと確信しました。
そして内臓に関する数値は正常値、CRPというのは通常の20倍ではありましたが、入院するほどではないとのことでした。
細菌感染症のようです。だけど私は、あなどっていました。細菌を殺す薬と痛み止め薬を出しておきますから、また金曜日に来て下さい。
採血をしてからお薬が効いているかを確認します。との事でした。
無遅刻、無欠席の息子が、一日病欠をしたことは、仕方ないことだと諦めていましたが、もしかしたら明日も明後日も病欠になるのかと。
念のため、保健所へ検査を依頼するので、カサブタと膿を取られて(この時、息子は今までで一番痛かったらしい)、
そして保健所へ送る為の採血を再びしなければなりませんでした。
とりあえずマダニという疑惑からは解放されて、くたくたになって家路に着きました。
やはり熱は下がるまで2〜3日は、かかるものなのですね。
そして熱が下がったからとすぐに元通りの体調になるわけでもなく、食べたらお腹が痛くなり、トイレ通いは続きます。
本日3日目、やっと平熱になりました。明日は検査の日です。
普段、学校へ行くと夜遅くまで帰ってこない息子が、ず〜と一緒にいるという日が続きました。
今年は受験生で、これから勉強も大変になると思いますが、身体に気を付けて頑張ってほしいと願う母なのです。


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